前回より多くの参加者をお迎えして開催。
担当の方のご尽力を感じる。
また、リピーターや口コミで広がっていることが、顔ぶれを見て分かった。
鳥取でこれだけの内容のセミナーを開催することは、なかなかない。
「もったいないお化け」が今日も出ていました。
同時に複数のワークショップをするので、自分もワークショップを進行しながら、他のワークショップにも行ってみたい思いがありつつ・・・進行。
今回のタスクとして、PISA型読解力そして活用力をつけるための授業作りワークショップ。
国語のニュース番組を作ろうという単元で、交流校に見てもらう4コマスライドショーを作成するという想定での提案ワークショップ。ネタとしては、社会科の「港見学」地元の境港での「日本一のベニズワイガニ」を取り上げることとして、進行した。テーマが絞れたので、できあがった作品の比較をする上で、とてもよかった。
展開の上で、教師がすることと、子どもの作業とを意図的に分かるように示した。
必要な流れを示すことはもちろんだが、評価の規準を評価シートとして示すことによって、目標が明確になった。作成のための、アナログ作業を「スライドショー構成ワークシート」を使って行っていただいた。一人で考え、その後二人での作業となったことで、話し合いながら出てきた言葉が、基になる画像の読み取りや伝えたいことの言語化となっていることに、途中で気づいた。そういう意味で、ワークシートに書き込みながら構成を練ることは、PISA型読解力をつける上で大きな意味を持つのではないかと思わされた。写真を読み取り、伝えたいことを構成していく作業では、画像等の非連続テキストの読み取りが不可欠である。そのような授業設計になっていることが、ポイントだと思う。
「構成ワークシート」の内容

さすが土曜日、参加者の皆さんの意欲も高かった。
そして、素敵な、学習成果。感動ものです。
進行する方としても、とても楽しく刺激的な時間を持たせていただいたことを、感謝します。
ご参加の皆様、ありがとうございました。