事前研を行った。
6月末から7月にかけて2回、計4授業の授業研を行う。第1回は1年国語(伝える力)、4年総合(伝える力)、指導助言は県教委より。第2回は2年国語(伝える力)、3年総合(メディアリテラシー)、指導助言は金沢大学中川先生。
今日は、4授業の事前研をまとめて行った。全員を低学年部、中学年部に分け、それぞれの進行。指導案提案のあと、付箋紙に良い点改善点などを記入し、模造紙に張ってから、問題別に分類、分類されたものについて、課題や解決策について、協議。同時に模造紙にそのキーワードを書き込んでいく。できあがった模造紙そのものが、プレゼンの提示資料になる。低中学年部の話し合いのあと、同じ会場に移動して、相互に話し合ったことの報告会を行う。報告者は、今回はそれぞれの部会の司会者にお願いした。どちらも若い先生。苦労しながらもポイントを押さえたプレゼンをされた。(あえてプレゼンと表現します。)ベテランの先生もたくさんおられるので、こういう司会やあとのプレゼンを意識したまとめ方や即座のプレゼンなど、できると思うので、みなが交代でやっていけるといいなと思う。
この手法は、特別のものではなく、最近ではあちこちで当たり前にやられているもの。本校では、昨年からちょっとやってみた程度。今日は、全体をそれで流した。各人がちょっとだけとまどいながら参加した感じ。でも、それぞれが思った大事なポイントは出されたと思う。教師であるなら、このような研修を司会や発表の立場でコントロールしたいものだ。直接、児童への指導に生かされる事項である。
研修スタイルの改善も必要。それにむけては、実はエネルギーがいる。今回の立て役者は、授業研究部のヘッドを引き受けてくださったYさん。今日は、よんどころない事情で参加いただけなかったが、直前まで準備や連絡に心配りをしてくださった。大大感謝。そして、その手腕にますます感激。
また、今日の司会者の方、急に言われたというのもあるけど、がんばってくださった。
この研修スタイル、効果はある。ただなじみがないだけ。みなのものにしたい。
