前日夕方金沢入り。当日朝から参加。3会場に分かれて開催。地方での研究会では、本数が多い方らしい。たくさんの発表を聞くことができた。発表内容というより、研究の進め方についてどうなのかを中心に聞いた。研究の目的設定、方法の設定、データの分析の仕方など、とても参考になった。実践内容は、う〜んと思うようなものでも、しっかりデータは取って分析してあった。それで明らかになったことは???てなのもあったけど。その中で、研究方法そして発表の仕方など、質の高いものがはっきり分かり、方法がとても参考になった。
自分自身は、午前の最後に発表。プレゼンでは、研究で明らかになったことのうち、特に主張したいことを中心に聞いていただけるようにちょっとだけ、重点化。データの整理と分析に精一杯で、データを別の切り口で整理してみることも、ありかなと、指摘を受けて気づくこともできた。次に向けての、一つのステップにしたいと思う。
夜は、近江町市場内の食堂で、石川や各地のメンバーと、石川の海の幸を囲んで、懇親会。今後の実践に向けてのたくさんの示唆を頂くことができた。このメンバーの中では、一部の方を除いて、私が結構年輩であることに気づき、ああそうなんだ(^o^)と、ちょっと思ってしまった。大学の研究者の方にお世話になることが多いのだけれど、その研究者の方々と話すと、本当に現場の実践者を大事にしておられることを感じる。まあ、お互い様なのだけど、しっかりとフィードバックし合える質の高さを出すことが、必要だなと、身の引き締まる思い。
金沢の食材は、鳥取の食材とかなり似ている。
違うのは、調理の仕方と食材の名前。
さすがに京都の文化が入っているだけあって、金沢では料理に一手間がかかっている。
鳥取では、刺身や煮付けにして食べたり、鍋の材料にするだけのものが、金沢では天ぷらの一品になったりしている。鳥取では、食材のおいしさに頼って食べるけど、金沢ではさらにそれを引き立たせるための一工夫をしているっていう感じがする。素材環境は似ているけど、食文化の違いを感じる。だから、いかの丸干しは、鳥取にはない。これがまたおいしいのだけど。
鳥取では、親がにとよんでいるズワイガニのメスは、金沢では甲箱ガニという名前。
鳥取のモサエビが、金沢ではガサエビという名前。いずれにしても甘エビよりおいしいとの評判は同じ。ちょっと調べてみたら、正式名はクロザコエビだそうだ。金沢のお店ではシロガサエビと書いてあったけど、それって、白いクロザコエビ??
翌日、駅前で市場の朝市がでていた。カニ汁100円也を堪能。100円で元が取れるのと思ったけど、具材をうまく使って、おいしく作ってあった。
雷鳥とスーパーはくとをつないで、帰鳥。今まではサンダーバードをえらんで乗っていたので、雷鳥は初めて乗ったけど、案外快適だった。停車駅数が多いけど、その分、ああここがそうなんだと、あのあたりを良く知らないものにとっては、地理の学習になりました。