本校では、携帯連絡網を運用している。
某企業のものだが、かなり格安だと思う。機能的には、かなりいい。もう少しと思う面もあるけれど。
各社からいろんなものが出されるようになり、学校等をターゲットにしたものも出てきた。
昨日は充実しつつあるが、一つの問題が、価格である。
例えば、このメーカーのものは、月額一校約4千円である。これが安いのか高いのかは、価値判断の基準によると思う。また、メーカーによっては、学校単位の負担ではなく、受信する保護者個々に負担してもらう方法もある。
メーカー製ほどの機能はなくても、自前で何らかのシステムを組んで、安価に、とりあえずメール連絡をすることは可能である。でも、問題は管理が楽であり、だから運用が継続できること、そして簡単に使えて確認の返事ももらえるような機能があることが求められるであろう。簡単の中には、学校側の操作の簡単もあるけれど、保護者から見て、登録の簡単や登録の安全も必要な要素になるであろう。そういうことを実現するのは、きっと技術者の方から見ればそう難しいことではないのだろうが、それを現場の人と相談しながら作り上げていくこと自体がなかなかできないのではないかとも思う。
そして、そのような現場と技術者、そしてお金を負担する人の思惑が一致するような上手な開発や運用が求められていると思う。
いずれにしても、携帯を使って連絡を取り合うのは、当たり前になっており、学校だけがそれをうまく使っていないというのは、あまりにもお粗末すぎるというような時代状況だと思う。
個人的には、我が子が属する集団で保護者による携帯MLを運用しているが、かなりの頻度で情報がやりとりされるため、実際の動きがスムーズに行っている。昼に問い合わせたことが、夕方には、メンバー全員の返事が返ってきて集約できるような状況にある。
学校から保護者に案内文書を出して、そのとりまとめが2・3日でできればかなり早いほうという状況にくらべれば、携帯による情報の集約のスピードは、格段である。
さて、どんな状況になるのだろうか。