教育工学協議会上越大会
上越市に来ている。
直江津は、交通の要所だと実感。港もあり、海を通って交流し、内陸や太平洋方面への入り口。
午前中は、大和小学校を参観。
全学級に、黒板よりやや大きいスライド移動式スマートボードと電子情報ボード機能が完備。プロジェクタは上方からの単焦点タイプ。大画面がいい。50インチのプラズマディスプレイの4倍の面積がある。これなら、多くのコンテンツをしっかり見せることができる。また、スライド移動式がいい。黒板との連動で、すきなように板書計画を立てることができる。また、黒板の前にドンとあることで、使わざるを得ない環境にもなる。
なにより、全教室にあるのがよい。
全担任で、ああだこうだと情報交換しながら活用することができるだろう。
というように環境に目がいってしまうが、それ以上に授業内容が素晴らしかった。
ただ使うのではなく、授業の中でしっかりとそれらの機能が生きていた。
その中で、上越の学校文化を感じることができた。
子どもたちに、自ら考えさせ、自らの言葉で語らせようという、教師の意図がありあり、またそのための手だても豊富に用意されていた。総合など、カリキュラム開発に教師が取り組んできた上越ならではの強さかもしれない。アナログの手だてもたくさん用意されていて、その上でのICTの活用だった。
研究主任の先生の話も明確だった。学校研究はどうあるべきかの、手本になる。
堀田先生のお話も、明快。
機器環境の話は、教委の努力のたまもの。
良い授業は、教師が良い授業を作ろうとしたから。
自分の意見を言わせ、教えるべきは教えるという教師の指導性の話。
研究授業だからできたで終わらない、現実性と継続性が必要。
午後は会場移動しての全体会
新指導要領の話では、知識・技能を活用する活動、探求する活動の中で、言語活動をいかに充実させるかの話。示唆に富んだ。
パネルでは、いきなりのツイッター禁止令に会場が・・・・。大先生の一言なので・・・。
教委、大学研究者、管理職、文科省のそれぞれの立場で、現場の実践についての話。
パネラーに、現場の実践者がいないんだよね。代弁する人はいるけど。
明日は、分科会。
たくさんの論文発表会がある。楽しみ。
午後のパネルは、ツイッター解禁されるのだろうか。
夜は、宿そばで、ねぎそば。