ゴールを見通した課題設定
総合で、子どもたちがはい回ることがある。
そんな姿をたくさん見てきた。担任も苦しむ。
課題設定に問題があることが多い。
「○○について」調べるというもの。
ゴールが見えなくて、右往左往する。
おまけに、調べたり活動したりする過程も計画が立たない。
3年生の授業で、地域のじまんを見つけようという単元を組んでいる。
自分がじまんだと思うことについて、じまんだと思う理由を考えさせた。
ワークシートを使って、じまんだと思う理由を補強するための証拠探しをするような計画を立てることにした。さらに、どんな方法で何を調べるのかも計画を立てさせた。
結論は、「私は、こんな理由で、○○がじまんです。その証拠は、□□です。」ということ。それがそのまま、広義のプレゼンになる。新聞でも、ポスターでも何でも行ける。
もっとも、当初は、新聞作りが最初のゴールになる。
課題設定の段階で、どんな活動をするのかを見通せる指導が必要だと思う。
これって論文の書き方と似ているかも。
コメント
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3年生の国語の「お気に入りの場所」は、全く同じ構成ですね。お気に入りの場所、その理由、証拠集め、役割分担、発表。
国語でやっていることがそのまま総合で使えるんですよね。使える単元だと思います。国語で一通り真似してやってみたら、次は総合で応用編。きっとうまくいきます!
このパターンは、いろんな場所で使えるから、国語だけでなくどんどん使いたいものです。
Comment by ありた — 2005年10月9日(日曜日) @
そうなんだ、国語は持っていないので、よく分かってませんでした。でも、国語でやるのなら、あちこちで応用できるってこと。3年のこの単元、貴重な単元すね。3年でこれを学んでいるのだから、6年生でもできるはず、とも言えますよね。これからは。
Comment by たなぽん — 2005年10月9日(日曜日) @