情報モラル等指導サポート事業実践校成果発表会
うーんタイトル長い。もう少しあったような気もするけど。
朝、地下鉄に乗ろうとすると、えらく人が多い。そういえば月曜日だった。いつもは土日に動いているので、ちょっと感覚が違った。銀座線で虎ノ門、初めて行ったので、距離感がない。地図を片手に結構歩いた気がする。それにしても皆さんよく歩くこと。会場のホテルに開始30分前に到着できた。
全体会で、文科省の参事官のお話を聞く。ICT活用授業力リストにも情報モラルの項目が入っていることにふれられる。その後の活用がどうなされるのかが、課題だなと思う。それにしても、あのリストの内容が分かる人はどれくらいあるのだろうか。自己評価ということなのだが、書いてあることの意味が分からない人はどうするのだろうか。
指導するというのは、朝の会で一声かけるレベルから、現状を研究して子ども達に考えさせるような日常指導をすることや、授業でしっかりとやっていくことなど、様々なレベルがある。もちろん、カリキュラムにもとづいて、授業で一つ一つの事柄を指導していくことが求められているのだが、はて、どう受け取られるのかが、実は心配。
それはさておき、午前中に発表がある自分。「日常モラルと体験を基盤とした情報モラル授業」というタイトルで、本校の取り組みと主張を15分で発表した。時間はほぼ守れた。流れも内容もまずまずだったと思う。質疑に入って、司会の石原先生から、「すっきりしていて、毒がない、隙がない発表」と評していただいた。うれしいような・・・意味深なコメントだった。掲示板の良さを考えさせる授業で、子ども達がとても素直に反応していた部分もあった。課題の提示の仕方のためであろうと思う。授業の中で、多少の毒に子ども達にふれさせて免疫力を高めるということも必要であろう。この先、そういうことも場面設定して行かなくてはいけないとも思う。しかし、掲示板との最初の出会いとしては、いいスタートだったと思っている。その上で、今後どう指導していくかの問題だろう。
発表の流れを今回はいくらか練り直して望んだので、「隙がない」発表という評価は嬉しかった。別の意味で、発表そのものにも多少の毒気が必要というのも、分かる気がする。それは、聞く人にとってはエキサイティングであろう。そういう発表をしたいとも思う。
adakenさんもご一緒させていただいたのだが、「発表はそれでいいよ」といってくださった。自分の発表スタイルが、どうなのか、自分では分からないが、今回評していただいたことは、ある部分当たっているのかも知れないと思った。司会をされた石原先生のふるまいからもたくさんのことを学ぶことができた。自分としても、質問の意図を理解してその場で必要なことを話すことや、質問に便乗して、自分が補足的に伝えたいことを話させていただくことなどが、少しできた。後でふられたときには、質問の意図を読んだ返答ができなくて、ちょっと失敗。日々、勉強だ。
午後は、多少ゆとりを持って、発表やパネルディスカッションを聞くことができた。
全体としては、どの時間に情報モラル授業をやるのか、どうやって先生方に授業を当たり前にやってもらうようにするのかということに、皆さん苦心しておられた。そのための環境整備も広く必要だと思う。我が校も含めて、総合でやっている学校も多いが、道徳や人権教育などそれまでの取り組み範囲の延長で、とりあえず取り組み始めるというのもやりやすさでは、一つの選択肢だろうと思う。そのままでいいかどうかは別として。
パネルでは、永野先生の話の後、野間先生と榎本先生の小学校、中高校の実践のポイントと課題解説。いろいろと考えさせられた。
本事業の成果は、WEBや今後の研修にも生かされるとのこと。
情報交換会に少しだけ参加して、挨拶もそこそこに中座。タクシーでワンメーター新橋、浜松町、羽田。19:40発、21時過ぎ鳥取着。マイカーで10時帰着。
昨日から熱を出している娘、流行っていたから多分インフルエンザだろう。どうなのか心配だったが、もう寝ていた。
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