チャーリー・マフィン
ブライアン・フリーマントル著作のなかで、魅力的な人物である。
すでに多くのチャーリー・マフィンシリーズが出版されている。
本棚の中を見てみたら、そのほとんどがあった。
先日から、一部を手にとって、再読をしている。
一番古いものは、昭和54年発行で61年16刷の文庫本である。
シリーズを読み始めて20年以上たったことが分かる。
ほとんどは、一度読んだきりであるので、再読して、その魅力を再認識した。
ジャンルとしてはスパイ小説なのだが、単にそれに収まらない魅力がある。
主人公のチャーリー・マフィンは、見た目は中年の風采のあがらない男である。
活動する中で見せるその人間くささとともに、切れ味鋭い判断は、読んでいて爽快である。
現実の世界ではなかなかそうはいかないだろうと思いながらも、話の組み立てに引き込まれてしまう。
また、再読して気づいたのが、世界各国の(当時の)状況や各地の描写である。
中には、日本を場として展開するものもある。
若い頃に読んだときには分からなかったけど、読み直してみると改めて思うこともある。
本棚の整理をして、シリーズを順番にならべてみた。
調べてみると、あと二つの話が出版されていることが分かったので、おいおい読んでみようと思う。
アマゾンにリストがあった。
リストマニア「チャーリーマフィン」
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